#練習用

蓼食う虫-119

混沌と手抜き 茹で野菜 ソユーズの打ち上げで 雲の上には星しか無いと知り 改めて創造主の住処をを探し始めた人類にとって 未知の分野は宇宙の加速的膨張と究極の収束であるブラックホールになってしまった感があります、地球の直径をレンズにして撮影された…

蓼食う虫-118

酒と料理の調和 肉の下ごしらえ ある宗教活動をしている御婦人と話していて 「幸せとは何でしょうか?」と問いかけられたことがあります、「神様に・・・」などとは 口が裂けても言えない信念を持っているもんですから 不幸は誰がみても不幸ですが 幸せには…

蓼食う虫-117

Cooking for Geeks 肉塊を喰う-(5) 私達が習う世界史は西洋史観ですが 東洋に目を向けると これが面白い、 パックス・ロマーナとか パックス・ブリタニカ なんて言葉がありますが これって 西洋人が言ってることだけで 世界史的に見ると ヨーロッパは単なる…

蓼食う虫-116

継続の理由を検証 伝統を楽しむ 図書館で好きなジャンルの本を借りてきて 縁側の椅子でくつろぎながら 陽の光の中でゆったりとした時間を過ごす林住期を楽しみに働いてきたものですが 本を選ぶには 少しのこだわりがあります。 今を読み解くには どうしても…

蓼食う虫-115

野生に目覚める 肉塊を喰う-(4) 北方領土問題は 忘れた頃を見計らって 気まぐれなにマスコミに取り上げられてきましたが 北方4島が日本固有の領土である根拠は? と 問われれば 良くわかんないというのが正直な所、 なにせ 日本の教育には 日本史・東洋史・…

蓼食う虫-114

一瞬の妙技 真空調理 噂話は ほぼ音速で伝わりますが 伝わり方が面白い、 昔 伊豆大島沖地震があって 災害援助にでかけたことが有るんですが、 現地に着くと 前の方から村人が集団で歩いてくるのに出会いました、なんでも 後30分に大きな地震が来るので 全員…

みちくさ-10

l神々の世紀 以前邪馬台国を探して文献を漁ったことがありましたが 日本の成り立ちの秘密は 大国主伝説(出雲神話、出雲の国風土記)を分析してみなければ解明できないんじゃないかと思うようになり 今回は伝説と考古学から 思い込みでデーターをまとめてみ…

蓼食う虫-113

注目を浴びないものたち まんじゅう怖い 単身赴任のお影で母子家庭に陥り 保育園の待機児童持ちの家庭で 子供の世話を経費持ちで仰せつかり 長野県迄でかけてきました。 なにせ 香辛料ばったりの酒の肴しか作らない私めが 一歳児の口に合う食べ物を作るんで…

みちくさ-9

仏教史 心の静寂を見つける試み 大雑把言って2500年前というのは 世界が食うに困らない程度に安定し 思考が自立を始めた時期に見える 人類の思考の画期だと言って良さそうな気がします、例えば、中国では孔子、インドではブッダ、ギリシャではソクラテス、そ…

蓼食う虫-112

桜の季節に出盛りの楽しみ ガッツリが醍醐味 4月の上旬に 雪の長野を出発して南下しましたが 木曾谷あたりからちらほら桜を見かけ、名古屋は満開、家についたときは桜吹雪の中でした。 私は色弱なもんですから 染井吉野の薄いピンクが見えにくいので ”今年…

蓼食う虫-111

見かけの悪さは 味の良さ アカエイ 花粉症とインフルエンザの季節になりましたが この時期の女性の一段と美しいこと!、 ”目病み男に風邪引き女” なんてことが 昔から言われてきましたが マスクをかけた普段とは違う美しさに ハッとする自分にうろたえてしま…

蓼食う虫-110

人の食い気の共通点 洋の東西 約一万年前に かつて北米を闊歩していた大型動物の サーベルタイガー・マンモス・メガテリウムなどが 突然滅ぶという異常事態が起こっています、その原因はなんと人類の食い意地が原因だったことがわかり始めてきました。 同じ…

みちくさ-8

弥生から古墳時代へ 邪馬台国を 290年に書かれた 魏誌倭人伝で探すと 記された里程からは 九州の筑後平野あたりとなりますが 440年に作成された後漢書の記述では奈良になりますので 考古学上の証拠をさがしてさまよった所 3世紀中頃 丁度魏志倭人伝の時代を…

みちくさ-7

出雲大社 昔 ふとしたきっかけで出雲に行くことが有りまして 高速道路の看板に「神魂神社」なる看板を見つけ なんて名前の神様なんだと 興味の塊が寄り道をした所、出雲で一番偉い神様は出雲大社ではなく熊野大社、出雲大社は出雲に有るのに 宮司さんの屋敷…

みちくさ-6

伊勢神宮 「記・紀の世界」を作成して奈良に行ったのは良いのですが 天皇家の氏神である天照大御神が 出雲大社の神様である大国主神の圧迫を受けて奈良に住むことができず 伊勢に追い出されていることが判明、 しかも 天皇は自分の氏神に明治まで詣でたこと…

みちくさ-5

記・紀の世界 だいぶ前になりますが 奈良に旅行に行くのなら せっかくだからと 図書館に通って 弥生~奈良時代位迄の歴史をまとめた資料があり 元はA4の手書きでしたが 新事実が発見されるたびに付箋が増え 必要に迫られて加筆・修正しやすいように PCで整理…

みちくさ-4

イエスとキリスト 神を探して 人間というやつはどうしようもないやつで 不平や不満がないと 心に活気がない、 あまり退屈なので 昔 神様とかやらを探していた頃を懐かしんで 少しまとめてみました。 2017年1月に 映画「沈黙」が封切られましたが この作品 沈…

蓼食う虫-109

勘違いしてはいけないこと 基本は基本 昨年膝の関節に40肩現象が発生して ジョギングができなくなったばかりか 歩くことも不自由になったので ああ・・人生これで終わりかなと嘆きつつ、 まてよ 足がだめなら腕をと 弓と巻藁を手に入れ まずは必要な筋肉をと…

蓼食う虫;-108

オリンピックと甲子園 中毒性食品 毎日ジョギングと神社の階段ダッシュをしていたのですが 昨年秋口に急な冷え込みがあった後 膝が悲鳴を上げ 約二ヶ月間歩行も困難なほど痛めてしいましました。 整形外科に行ったところ よりにもよって先生の言うことには …

蓼食う虫-107

感動の緑 新茶 昨年静岡から懐かしい友人が訪ねて来てくれまして、お茶が飲みたいというので 粉茶("蓼食う虫"-100 参照)を出したところ ごく自然に 「エ~ッ 色が付いてない!!」、 そういえば 静岡県人にお茶を出すときには注意しなくちゃいけない な…

蓼食う虫-106

奇をてらわず 絶妙な加減 最近のミュージアムは 保存や修理・貸し出しなどの都合で 偽物を展示しているところが多いのですが 偽物しかないことを売りにして 入場料は高額なのに 観光客が多いという珍しい美術館が有ります。 竜宮城かと思う趣味の悪い迎賓館…

蓼食う虫-105

実りの季節が短いと嘆くまい 香りを閉じ込める まだ世界が大地と空だけだった頃には 雲の上にいろんなもの達が棲んでいたようで 髭の爺さん・鳥人間・大男の住む宮殿など様々に伝えられています。 昔 ソ連のガガーリン少佐が初めて地球を一回りしたとき 日本…

蓼食う虫-104

エ~ッ !! そこが一番美味しいのに 市場に出ない野菜 マイケル・ジャクソンが日本に来たとき 専属のベジタリアンシェフのおっしゃいますことには 「 オ~ ニホンハ ベジタリアンノタメニアルヨウナクニデスネ シンセン・キレイ ナントイッテモ ソノママオ…

蓼食う虫-103

慣れてしまえば 辛いも甘いも 刺激の塊 キリスト教は パウロがイエスを神として祭り上げた後 ローマ帝国によってカノンが制定されましたが たとえば バール信仰をマリアと 冬至の祭りをイエスの誕生日と結びつけたように 既存の宗教との折り合いを付けながら…

蓼食う虫-102

慌てて行う後始末 賞味期限 突如降りかかった環境の変化により 一人暮らしを始めざるをえなくなったのはいいのですが、やまぬ好奇心にせき立てられ ちょくちょく遠出をするもんですから 交通事故等の緊急時に 社会的迷惑をかけないようにする必要を感じてあ…

みちくさ-3

富士山へ 血気盛んな学生時代に 誰でもできるから魅力が無いと却下された企画のにひとつに 0mから富士山へ直登し 反対側に降りて樹海を横断するというのが有りました。 最近の世界遺産ブームで 2500mからちょこっと歩いて山頂までなんてのが流行って…

蓼食う虫-101

”酒の肴 ”を準備する 有朋自遠方来 お盆の墓参りに帰省したついでに 「まあ 一杯やるか!」と覗いてくれたのは 高校時代の同級生、「ビールを持ってきたぞ。」「ホイ・トマト。」「俺は刺身。」 「 なんや 一人なのに 掃除もしとるじゃないか、」「 ああ 窓…

蓼食う虫-100

構えるもヨシ 構えぬもヨシ 現代喫茶考 お茶は平安時代には日本に入っていたのですが 本格的な導入は 鎌倉時代に知識優先の僧風を 禅を基として改革しようとしながら 自らは密教の碩学であった栄西の登場まで待たなければなりませんでした。 当時の茶は抹茶…

蓼食う虫-99

スーパーで見る地域性 山国の魚 日本国内に於ける戦争というのは 世界の他国とは異なり 殺し合いではなく 死者が少ないのが特徴で 戦国時代でもたいていは 降参半分と言って 何人か死んで 体勢的に不利なら ”降参!! 領地は半分あげますからカンベンしてね”…

蓼食う虫-98

思いつきと 手抜きのハーモニー 定番の名物 静岡ー糸魚川構造線が 富士山とぶつかるところに "井の頭"と言う150軒くらいの集落があり 此処は出雲以外で唯一出雲弁を話す所として知られていますが、記紀によると 出雲の国譲りでケンカに負けたオオクニヌシ…