蓼食う虫-111

見かけの悪さは 味の良さ
 
 
 花粉症とインフルエンザの季節になりましたが この時期の女性の一段と美しいこと!、 ”目病み男に風邪引き女” なんてことが 昔から言われてきましたが マスクをかけた普段とは違う美しさに ハッとする自分にうろたえてしまうくらいです。
 暖かくなって 服装も艶やかになり 周りが美人だらけなんて ウキウキの極みじゃありませんか、なんでも イスラムの教によると 死んだ後は天国で美女と酒に囲まれて暮らせるそうなんですが その代わり この世では 禁酒の上 1日に5回も祈りを捧げなければいけないそうですから スボラな私には全部揃ったこの世で十分 酒盃を片手に花見三昧に なんの不足がありましょうや。
 
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  酢締め   皮をはいで塩を振り 酢で締めます。
       厚くて骨の硬いところは3枚におろし 繊維に沿って刺し身に、
                      薄くて軟骨を楽しむところは  骨に直角に5mm程度に切り分けます。 
 
 煮付け   適当にぶつ切りにして 味噌・生姜を加えて好みに味付け、私は多少ピ
                     リ辛に仕上げて お酒のつまみにするのが好みですが 冷えると煮凝りで
                     一塊になるので 扇風機で強制的に冷やしながら くっつかないように程
                    よく混ぜ 切り分けた形を維持するのがコツです。
 
 このあたりでは あまり好まれない魚なので お店には出回っておらず 自分で釣らなくてはいけません、写真の切り身は 大きな座布団くらいのを一匹手に入れ 下処理したものを冷凍して楽しんでいますが 新鮮なのを刺し身にすると癖がなくて とても美味しく 特に酒のツマミにはもってこい、 なんですが やっぱり器量の悪いのが損をしてるんでしょうかね、黙って出すと喜ぶ人も エイだというと ギョッとするんで。   
        
 マスクの女性が美しいと言ったら 不細工なとこは隠せと言うん ? ・・・・
なんて声が聞こえてきそうですが そんな あなた 最近不細工な女性をほとんど見かけなくなったと思いません?。
 特に目元の綺麗さが全体を引き立てていると思うのは 私だけかしらん、それとも 経済の発展で栄養が向上してのびのびと育ったから?、社会の制約が取れてファッションの多様化で鮮やかに着飾っているせい?、交通網の発達で人の流動性が高まり遺伝子が多様化したのが原因?。
 いずれにしても 美人は七難を隠すと言うじゃありませんか 見た目は大事ですよね。
  私? もちろん 不細工なのや臭いのを見かけると 吸い寄せられるタイプ。 
だけど シュールストレミングはいけませんね、 腐った玉ねぎの匂いはともかく 旨味がない。
      やっぱり 中身は伴わないとね。