蓼食う虫-110

人の食い気の共通点
 
洋の東西
 
 約一万年前に かつて北米を闊歩していた大型動物の サーベルタイガー・マンモス・メガテリウムなどが 突然滅ぶという異常事態が起こっています、その原因はなんと人類の食い意地が原因だったことがわかり始めてきました。
 同じ頃トルコのギョペクリ・テペでは大麦の品種改良と栽培が飛躍的進歩を遂げ メソポタミア地方の重要作物として成長を遂げ始めましたが これがなんと お酒を作ることが目的で始まった品種改良だったことがわかっています。
 人類がこれほど増殖した最大の原因は 雑食で食い意地が張っていたからじゃなかろうかと思のは 私だけかしらん。
 
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焼きネギ(カルカッソ)
 
 ネギはもちろん王様の下仁田、これをグリルで焼くだけ、焼いたネギは一皮剥いたら そのままかぶりつきましょう 甘くて美味しいですよ。
 甘みの強い白いネギをこれほど長く育てるのは 土をかぶせながらの多大な労力と時間をを要しますが これも食い意地の賜物、ネギは日持ちするので 店では結構長く置くようですが 焼きネギにするのは出荷直後のものでないと 固くなって美味しくないので これが最大のポイントです。
 この労力を要するネギは 日本人の感性が産んだ独特のものかと思ったら スペインではバーベキューで豪快に焼いたネギを食べる ネギ(カルカッソ)祭りなるものが有り 最近は日本のアチコチのイベントで取り上げられるようになったのにはびっくり。
 人間の食い意地のせいで 世界中で絶滅危惧種が増えていますが とんでもない身近に一つ 田舎でフォルクローレを楽しんでいますが これが おじさんバンド、若い人は子育てで時間が足りない、リタイヤ組では10年先にケーナが演奏できる頃には死んじゃってます(笑)。
     環境庁殿へ  緊急事態 
                  我がバンドも絶滅危惧種