蓼食う虫-98

思いつきと 手抜きのハーモニー
 
定番の名物
 
 静岡ー糸魚川構造線が 富士山とぶつかるところに "井の頭"と言う150軒くらいの集落があり 此処は出雲以外で唯一出雲弁を話す所として知られていますが、記紀によると 出雲の国譲りでケンカに負けたオオクニヌシの長男が逃げたのが 長野県の諏訪湖、そのルートの突き当たりに この部落は位置しているのです。 
  昔から 東北弁はまるっきり出雲弁じゃないの? と思っていたら 面白い発見をしました。 最近の考古学の発掘成果によると 山陰から長野にかけては 最初に出雲の勢力が日本海側を北進してから 長野に向けて南下していますが、 面白いのはこれからで、 次にはなんと東海地方の勢力が若狭湾から進出し 時をおかずして同じルートをヤマトの勢力が押し被せるように辿っているのです。
 出雲言葉は 最初に東北に伝わり その後若狭湾で分断され長野当たりまで駆逐された結果 東北にその痕跡を残しているんじゃ無かろうかと 素人歴史家は思うんであります エヘン!!。
 
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冷凍リンゴ                         
 雪のアルプスを見ていたら 昔見たドキュメンタリーで 山小屋開きに雪の中から入り口を掘り出し 一息ついたメンバーが 小屋を閉めるときにテーブルの上に置いたリンゴを手で割って こぼれる落ちる果汁を口に含み これがご褒美なんだよと言っていたのを思いだし 丸ごと冷凍、 冷凍~解凍を3回繰り返した結果 おしゃれなデザートに。
 そのまま手づかみがオススメですが サイコロに切って涼しい器に盛るも良し、 食べた後 山男の感傷とともに リンゴの甘みだけが口に残ります。
 
焼きリンゴ 
 何を食べたい? と聞かれて、 此処は長野だからリンゴの産地 酸っぱいのもあるだろうからと アップルパイをリクエスト、 買ってきたリンゴはピンクレディー、 一つ余ったので焼きリンゴに。
 出来上がりの形が良いように へたを残して(写真では取れちゃいました)すり鉢状にカットした後 芯を抜き(底は厚めに残すのがコツ) 、皮を破らないように気を付けながら 爪楊枝で内から外に向け穴をたくさん開けます、 そのままラップして レンジのゆっくり加熱( 牛乳モードでもよい)、 リンゴが十分暖まったら ラップを除き  中に砂糖とバター(無ければマーガリン)・シナモンを詰め 同じくレンジのグリルモード(たぶん温風式)で20分、(ゆっくり加熱でチンしてもうまくいきます) 形もきれいで 中まで火が通った 美味しい焼きリンゴになります。
 
 学者の手の届かない古代史は面白いですよ 伊勢を追われた伊勢津彦信濃の国に住んでおり 彼はオオクニヌシの一族だと風土記に書かれてますし、 出雲で天孫への国譲りがあったのに なぜか神武の東征ではヤマトで再び国譲りがあったり、天皇家のアマテラスは伊勢に居るのに 明治まで伊勢に詣でた天皇は居ないし なにより 本拠地のヤマトでは オオクニヌシをまつる三輪山が一番の聖所だったり。
 それが長野の遺跡で ジワジワと確信に近づいているようで ウキウキしています
ここのところ あまりのグウタラ生活でなまった感性がそばで言うのです ”阿呆は寝て待て” とか ”待てば懐炉は暖かくなる” とか。 
  ちょっと待っってくれ  それって 残存生存日数が考慮されてないんじゃないの
      マ ・ 春だし・・・・・・・・・・それも  良っか!