2015-01-01から1年間の記事一覧

蓼食う虫-105

実りの季節が短いと嘆くまい 香りを閉じ込める まだ世界が大地と空だけだった頃には 雲の上にいろんなもの達が棲んでいたようで 髭の爺さん・鳥人間・大男の住む宮殿など様々に伝えられています。 昔 ソ連のガガーリン少佐が初めて地球を一回りしたとき 日本…

蓼食う虫-104

エ~ッ !! そこが一番美味しいのに 市場に出ない野菜 マイケル・ジャクソンが日本に来たとき 専属のベジタリアンシェフのおっしゃいますことには 「 オ~ ニホンハ ベジタリアンノタメニアルヨウナクニデスネ シンセン・キレイ ナントイッテモ ソノママオ…

蓼食う虫-103

慣れてしまえば 辛いも甘いも 刺激の塊 キリスト教は パウロがイエスを神として祭り上げた後 ローマ帝国によってカノンが制定されましたが たとえば バール信仰をマリアと 冬至の祭りをイエスの誕生日と結びつけたように 既存の宗教との折り合いを付けながら…

蓼食う虫-102

慌てて行う後始末 賞味期限 突如降りかかった環境の変化により 一人暮らしを始めざるをえなくなったのはいいのですが、やまぬ好奇心にせき立てられ ちょくちょく遠出をするもんですから 交通事故等の緊急時に 社会的迷惑をかけないようにする必要を感じてあ…

みちくさ-3

富士山へ 血気盛んな学生時代に 誰でもできるから魅力が無いと却下された企画のにひとつに 0mから富士山へ直登し 反対側に降りて樹海を横断するというのが有りました。 最近の世界遺産ブームで 2500mからちょこっと歩いて山頂までなんてのが流行って…

蓼食う虫-101

”酒の肴 ”を準備する 有朋自遠方来 お盆の墓参りに帰省したついでに 「まあ 一杯やるか!」と覗いてくれたのは 高校時代の同級生、「ビールを持ってきたぞ。」「ホイ・トマト。」「俺は刺身。」 「 なんや 一人なのに 掃除もしとるじゃないか、」「 ああ 窓…

蓼食う虫-100

構えるもヨシ 構えぬもヨシ 現代喫茶考 お茶は平安時代には日本に入っていたのですが 本格的な導入は 鎌倉時代に知識優先の僧風を 禅を基として改革しようとしながら 自らは密教の碩学であった栄西の登場まで待たなければなりませんでした。 当時の茶は抹茶…

蓼食う虫-99

スーパーで見る地域性 山国の魚 日本国内に於ける戦争というのは 世界の他国とは異なり 殺し合いではなく 死者が少ないのが特徴で 戦国時代でもたいていは 降参半分と言って 何人か死んで 体勢的に不利なら ”降参!! 領地は半分あげますからカンベンしてね”…

蓼食う虫-98

思いつきと 手抜きのハーモニー 定番の名物 静岡ー糸魚川構造線が 富士山とぶつかるところに "井の頭"と言う150軒くらいの集落があり 此処は出雲以外で唯一出雲弁を話す所として知られていますが、記紀によると 出雲の国譲りでケンカに負けたオオクニヌシ…

蓼食う虫-97

奮闘努力 ホタル狩り 1300年前に書かれて現存する書籍は限られているのですが その一つに風土記があります、唯一完本としてて伝わる出雲国風土記に 神戸川の土手を築くために 古志の人が来て住んでいたので 古志という地名になったと言う一文が有り この地名…

蓼食う虫-96

今回は くたびれました 主食のパン 長野の安曇野で 居候をしながら ぱっくり二つに折れた日本列島の断面を見ていたら、食いしん坊の私に対して 「すぐ近くに日本一美味しいパン屋があるから 良い機会だし 行ってこない?。」 などと言う悪い奴が居て、 80…

蓼食う虫-95

孤高の天才と伴に 虎を喰う 日本仏教界では 孤高の天才と言ってもいい空海が光芒を放っており 彼の系統の寺を訪ねると 今でも寺が生きているのが判りますが この人が何で偉いのか 今の私にはどうも理解できません、 でも どういう訳か 峠に湧く水や枯れ河な…

蓼食う虫-94

ビンボーこそ健康の元 体調復活食 正月の食いだめと呑みだめがやっと終わったかと思えば 今度は長丁場のサッカー・アジアカップ、しかもオーストラリアなので時差も少なく 夕方に ビールとツマミを準備して 早めに一風呂浴びたら 後はTVの前から動く事のな…

蓼食う虫93

何時になっても友達は 徹夜酒 「せっかく大学まで行ったのだから 田舎なんぞに帰らずに 精一杯頑張ってみろ」と ばかりに 親の心配する子供達を追いい出し、 連休なんぞは 混むばかりで良い事は無いから 帰るのなら平日にしなさい なんて言ってるものだから、…