蓼食う虫93

何時になっても友達は

徹夜酒

  

 「せっかく大学まで行ったのだから 田舎なんぞに帰らずに 精一杯頑張ってみろ」と ばかりに 親の心配する子供達を追いい出し、 連休なんぞは 混むばかりで良い事は無いから 帰るのなら平日にしなさい なんて言ってるものだから、 昨年 お前も寂しかろうとばかりに 高校時代の友人が 正月に飲みに来てくれました。
  今年は他の家で なんて話もありましたが 何せ 夜中の4時に酒が足りないと言い出しても 買いに行ける家は私の所しかないから 選択の余地はありません、 田舎に帰って 都会じゃなきゃイヤだと嫁に出て行かれたのが一人、浮気が過ぎて追い出されたのが一人、奥さんに先立たれたのが一人、 まだ離婚していないので とても此処には書けないのが一人、 とにかく もういい加減寝ろと言うまで飲む徹夜酒です。

 
イメージ 1


常夜鍋  
 ほうれん草は 根に近い方が硬いので この部分だけさっと茹でて 火の通りが均一になるようにします、 茹でるとき にがりを使うと色が華やかになりますが くれぐれも茹ですぎてはいけません。

 豚肉は バラが良いのですが 切り落としでも十分、でも しゃぶしゃぶ用の薄いのはオススメできませんが   基本的にしゃぶしゃぶなので 煮るまで火を通してはいけません。


鍋は 日本酒たっぷりに 塩を加えて沸騰させます


 使用人の出入りする大きな屋敷で 暮に入れ替わり立ち替わり食事するために工夫されたらしいのですが アクが出ず 飽きの来ない不思議な鍋です、お酒を¼~⅓位加えるので 新婚の頃 まだ酒が飛んでいないうちに食べて 真っ赤顔をして「女房酔わせてどうするの?」になっちゃった思い出がありますが ほうれん草の他 レタスやピラーで薄くそいだ大根なんかもおいしいですよ。 
  お互いのドジや欠点をあげつらいながら過ぎていく酒は心地よいのですが 青春時代と言うのは 煌めきも悩みも 訳のわからない行動も 全て 脳の活動分野の切り替えによる混乱だと言うことが判明しています、脳が幼少期の役割を経て皮質への切り替えを行う 最後の仕上げが 前前頭皮質のオンライン化なんだそうで この切り替え時期に思春期なんて名前を付けたのは けだし名案なのだそうです。

 この時期には十分な睡眠を必要とするらしいのですが いつまでたっても睡眠を必要として お昼近くに起きてくる様じゃ 時間の無駄でしょっ!、 なんて これからは言わないでやって下さいね。
 何? もう30を過ぎているのに 結婚もしないでゴロゴロしてる? 

    そりゃ発達障害?、それとも若年性アルツハイマー?、もしかして2日酔い?

       クレアチンでも飲んでみたら如何でしょう?
  一日5g位なら脳の活性が良くなるらしいですから 再び青春時代を  カモヨ!。