蓼食う虫-21

寒い朝には暖かい手抜きを
 
縄文からの伝統食
 
 おじやはご飯を加え 雑炊はお米からなんて分類をする方もいらっしゃいますが かまうことは有りません、台所の余り物をどんどん入れて煮れば字の示すごとく雑炊で 縄文時代から延々と受け継がれた伝統食に早変わり。
 時には半日かけて煮込んだすね肉やホルモンなどでコラーゲンたっぷりの美容食、カニやエビで豪華版、トマトスープにチーズを加えてイタリア風などごちそうにもなります。  
 
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  コンソメスープ+余り物+温泉卵   鮭のアラスープ+焼き鮭+ワケギ
 
雑   炊 
 
 雑炊ですからルールは有りません (ご飯+スープ+具材+薬味)のイメージでどんどんやりましょう
   式で示すとこんな具合です
        クッパ  =牛コンソメコチジャン+牛肉+ニラ
        七草   =塩+昆布ダシ+雑草
         ウメバタ   =塩ダレ+バター+梅干し
                               サムゲタン   =ガラスープ+塩+手羽先(20分以上煮ること)
 
 ・ スープは 塩味、醤油味、味噌味、中華味、めんつゆ、 コンソメ、チゲ、酢辛、
       カレー、トマト等 何でも良いのです 薄口に仕上げるのにはダシをきかせるかス
  パイスで決めるかハーブで引き立てるか。
   魚や鶏ガラ、カニ・エビの殻なんてのが有ったときは すかさず出汁を取って冷
  凍しましょう。
 ・ 具材は 雑炊なのですから あくまでメインディッシュのつもりでドンドン。
  肉やホルモン・手羽等をコトコト煮込んだスープを保存しておけば ごちそうに早
  変わり
 ・ 具材に火が適度に通ったら ご飯をそのまま加えますが 食べ頃は ご飯があま
  りスープを吸わないうちですから あとの仕上げは手早くします。 
   ・ 薬味は ネギ、カイワレ、紫蘇、茗荷、佃煮、塩辛等 酒飲みの好物は全て宜し
      い。
   ・ 温泉卵は 65℃で時々かき混ぜながら20分茹で 冷水に採れば簡単にできま
  すので パックごと作っておけばいろいろ重宝します。 
 
 鍋の季節にはシメにおじやなんてたまりませんが 寒い朝に雑炊をいただくのもまた良い物です なにせ難しい事は全て省き鍋をコンロにかけるだけで コトコトと  1日の始まりが楽しくなるでは有りませんか
   食べ終わったら さあ雑踏の中へ・・・・・・・・・ 
                     また今日一日頑張れますよ~にっ!!