おやつ、食事、つまみ、ごちそう ~ 何でもありの一品
粉物の領分
最近ミシュランの関西版が評判になっていますが 食い気部門で 大阪人から「粉物がないんやないの」との抗議が有るとか、これに対して さる俳優さんが 「星三つですか あれは まあ 半分ぐらいがおいしいといえるでしょうかね!」・・・ですと。
そんな店にしょっちゅう行くことはない(たまにも有りませんが)私と致しましては 「所詮タイヤメーカーが作ったるるぶじゃないの ちょっと評判がよくなったもんで 権威と尊大さを鎧にまとって上から目線の双眼鏡で覘いたぐらいで 食い物の文化がわかってたまるか !! 」 と言うことで 今回は粉物です。
巨大たこ焼き
・ キャベツは 1㎝位のみじん切りにし フライパンいっぱいのシーフードたこ焼
きを作ります、
たこ焼き粉はあまり味にこだわらず キャベツが美味しく食べられるものを選び
ます。
・ 材料をボールで混ぜ(シーフードは解凍して酒orタイムを振る) フライパンで最初
強火、底が焼けたら 蓋をして弱火で全体に火を通します、今回は普通のフライパ
ンで焼き 大きなフライパンに裏返して供しましたが ホットプレートの上に返して
も良いでしょう。
いずれにしても 返したらあまり焼かず 半熟をそのまま楽しみましょう。
チヂ ミ
・ 最近ではヂミ専用の粉が有りますが お好み粉をたこ焼きとの中間ぐらいの柔ら
かさに溶き、醤油、ゴマ油、一味 を 適当に加えたのが我が家のなじみです。
・ 春菊、ネギ、ニラ等を単品でいただくのがが美味しいです、5㎝程度に切り ボ
ールで混ぜてから焼きます、チヂミは野菜がメインですから 粉は野菜のつなぎに
なる程度に 最小が目安です。
・ 薄めに焼いたら 包丁で切り 醤油:酢=2:1 に ワケギ、すりゴマを加え
たタレに付けて食べます、この時チヂミにタレをかけては行けません。
キャベツのお好み焼き
・ キャベツ(大)1/2玉を 縦・横2~3㎝のザク切りにし(キャベツを小さく切る
と生地がたくさん必要になります) 約300gのお好み粉を使って3枚焼きま
す。
キャベツをたっぷり入れましょう 生地はつなぎ程度で十分ですがチヂミと違
いうんと厚めに焼きます。
・ 焼き方は 最初強火にして周りの形を整える、 底が離れたら裏返し 少し押さ
えて生地が周囲に出てきたら形を整え、蓋をして弱火で3分、もう一度返して3分
焼いたら 冷凍庫で保存出来ます。
レンジで加熱し 仕上げは お好みソースと辛子マヨネーズで。
共通のコツは 最初にフライパンを十分加熱しておくことで 焼き色もよく 底の離れるが早くなります、また チヂミとお好み焼きは流し込んだら生地がよくなじむようにへらで軽くつつき 底に色が付いたら表面の生地に火が回らないうちに返します。
巨大タコ焼きは 娘の発明ですが お好み焼きでもなく もんじゃでもない 不思議な美味しさです、春菊のチヂミは 季節には必ず味わう我が家の定番で 茎付きが手に入れば 茎をそぎ切りにしたのを加えると口に広がる香りがたまりません。
粉物は各地域・家庭毎にこだわりがあろうかと思いますので
おっかなびっくり紹介しています。