蓼食う虫-18

寒い日には気持ちと体を温めるに限ります
 
鍋さえあれば
 
 人類が土器を発明した時から人類の歴史は始まったと行っても良いのではないでしょうか 何でも入れて火にかけるだけで暖かい食べ物が手に入るのは食生活の革命だったはずです、 美味しい食事と日々の工夫は文明そのものの始まりと行っても良いのではないでしょうか・・・( オオゲサスギマス ?)。
 日本でも囲炉裏に下げた一つの鍋がごちそうのシンボルだった時代はそんなに昔の事ではありません、今では鍋料理も高級料理に昇華したものまでありますが なんてことは有りません 所詮庶民の暮らしの知恵こそ原点なのです、 大げさなグルメリポーターなんかに惑わされては行けません、ひたすら自分の感性のみを信じて勤しむことこそ王道なのです。
 
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一人鍋の進め
 
 ・ 陶板焼き鍋
    淺い陶板鍋ですので ステーキ、卵とじ、カニ等の焼き物や水をくぐらせた野
           菜なんかの蒸し焼き等に大変便利ですが 100円ショップの普通のお皿を直接
   火にかけても十分代用できます。
    たれは具にもよりますが 焼き肉のたれ、塩だれ、味噌、醤油、サラダドレッ
   シング等 何にでも良く合います、また 野菜はキャベツをベースに加えるよう
   にすると甘みがまして格別です。
 
 ・ 一人鍋
    最近では100円ショップで簡単に手に入ります あらゆる鍋物に適していま
   す、容量が十分ありますので具もたくさん入りますし 仕上げのおじやなんかは
   最適ですよ。
    50㏄くらいの水を張れば蒸し鍋としても十分使えます。
   饂飩、ラーメン、水餃子など 材料を切って並べるだけですから 調理も簡単・
   豪華な仕上がりになります、又 寒い朝の朝食に雑炊なんかサイコーですよ。
 
 ・ 石鍋
   本来は石焼きビビンバ用の石鍋なのですが 保温性の良い一人鍋として大活躍し
  ています、この鍋は 固形燃料を使った「ごとく」なんか無くても 最後まで暖か
  い料理を楽しめます。
 
 鍋料理はスープを上手に作るのが基本です、 野菜や肉・魚を鍋に盛りつけ 別途必要な量のスープを作ってから鍋に張ってコンロで加熱します(塩味は0.5~0.8%程度で ダシや香辛料をきかせると薄味になります)、 良くダシの出る具は あらかじめスープを作る段階で加えておき盛りつけ時に工夫することが必要ですが 醤油味、中華味、コンソメ味 、チゲ風と 様々に楽しめますので 此処では野暮なレシピなどは載せないことにしましょう・・・・・・・・・・・   
                あくまで皆さんの感性がすべてですから