蓼食う虫-76

野生に目覚める為に

肉塊を喰う-(2)

   日本は3大都市圏だけで日本の総人口の60% 東京圏では実に30%を抱えていますが そのかわり ミュージアムやイベント・レストランなど ネットでは手に入らない文化も集中しているので 近郊に住むなら排気ガス生活を嘆かないで 他では出来ないことやろう・・・・と言うことで、 ハワイで美味しかったTボーンの店が 最近東京にも出店したと聞きつけ 昼飯をつきあってきました。
 ステーキは やはり赤い牛肉の塊に ガッツリ行くのが王道です。

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                               厚さ6センチの焼き加減       1.8Kgを 3人でペロリ

ステーキ

 ステーキを家庭で焼くのは大変難しい物です、プロは何度もやって体が覚えていますが 家庭で最高の焼きき加減に仕上げるには 温度計を使いましょう。

 肉は下図のように60~67℃が美味しいとされていますが 豚肉はともかく 牛ステーキはやはりミディアムレアで ほんのり赤みがさすくらいが好みなのですが 温度管理をきちんとして 肉全部が同じ温度になるように調理しても 美味しいとは感じませんでした、やはり 表面はこんがり焼け 数ミリはウェルダンでないと 肉の美味しさは 引き出せないと判明しました。

 肉は調理前に 酒・ワイン等の水分を十分吸わせることにより より柔らさを増し 香りや味も良くなるので 下ごしらえとして 半日くらいは漬け込んでおきましょう、ビニール袋を使うと少量で 取扱も便利です。

厚い肉     厚い肉は油やお湯を使って中心温度が45℃程度まで加熱した後

       フライパンを強火で暖め  肉の両面をしっかり焼く。

        70℃で保温できる炊飯器があれば  肉とワイン・ローズマリー(タ

       イムでも良い)をビニール袋に入れて半日寝かした後 炊飯器にポット

       のお湯を入れ 70℃の保温で40分加熱し 水で表面の粗熱をさっととっ

       てから袋から取り出し 表面をバーナーでさっと焼くこと、ドリップは

       煮詰めてソースに。

        このやり方は あらゆるステーキにほぼ万能です。  

          

厚さ30mm   室温状態から フライパンを良く温め 約一分 片面に焦げ目をつけ

       たら 返して アルミホイルで覆って1分、返して 弱火でアルミで覆

       って3分、裏返して3分焼いて皿に取り. フライパンにステーキソース

       を入れ 肉汁をよく混ぜてからステーキにかける。

 

                 
厚さ20mm   室温状態から 塩を振り 強火で 30秒-30秒-30秒 、フライ

       パンに箸を敷き 肉を載せアルミホイルをかぶせて 焼き時間と同じ程

       度休ませ  温めた更に盛り付ける。


厚さ10mm   室温状態から強火で 20秒-20秒 、あとは20mmの場合と同じ.

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   上記10~30mmについては プロパンガスコンロででレア~ミディアムレアの焼き上がりになります、焼き上がり加減は 肉の表面を指で押して 押し後が残らないのがひとつの目安とされていますが 焼き方には好みがありますので 何度かトライすることが必然です、 出来たら 厚い肉を 温度計(1500円位です)を使って好みに焼き 思いきりかぶりつきましょう。
   まさか 焼き肉のタレなんか使いませんよね     あれはどんな肉もみんな同じ味になります 是非 本場のステーキソースで、なければ ワインと黒胡椒のステーキソースをおすすめします。

    もちろん 赤ワインは必須です