蓼食う虫-16

食欲をそそるタバスコの刺激
 
国籍不明の魅力
 
 「かつて仏教もキリスト教もこの国を怒濤のように席巻したかに見えたが 見なさい いつの間にか包み込まれ自分が誰だったのかも忘れて 日本という国の一部になってしまっている」・・・・・こんな小説を書いたのが誰だったのかも忘れてしまいましたが、 あらゆる国籍の料理を一般家庭でごく普通に楽しんでいる国は 他に無いんじゃないでしょうか しかも 「本場よりも美味しいかもしれない」と密かに思えるところが 又 愉快なのです。
 
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 ・ 今回は基本です、使用するのは タマネギ、ニンジン、ウインナー、チキンコン
  ソメ、タバスコだけですが 鶏肉、豚肉、魚貝等は良く合います、又 アサツキ、
  パセリ、バジル等も良いです。 
 ・ タマネギはみじん切り、ニンジンはすり下ろし、ウインナーは半分は小さく輪切
  りに、残りは見かけよろしく 大振りに切ります。
 ・ フライパンでタマネギをほどよく炒めたら ニンジンとウインナーを加えます、
  ひと炒めして、ご飯と 200㏄のお湯で溶いたコンソメ(4人分)を加えてよく
  混ぜます。
 ・ 塩・胡椒で軽めに味を整え タバスコを加えます、タバスコは辛みが後からくる
  ので味見するときは このことに十分注意する必要が有ります。
 ・ 写真はウインナーだけですが 鳥・豚・シーフード等が良く合います、これらを
  使うには 先に炒めて 軽く味付けしておき ウインナーと一緒に加えます。
   何を加えるかは工夫次第ですが ウインナーは欠かせません。
 ・ できあがりはおよその目安で ご飯の1.5倍くらいの量になります。
   付け合わせには コンソメに少量のタマネギと八つ切りにしたトマトマトを加え
  たスープをお勧めします。
 
 ジャンバラヤは アメリカのスペイン系移住民によるパエリアがもとになった料理だと言われていますが 家庭の炊き込みご飯やバーベキューなどに発展し それぞれが全く別の料理としての位置を確保しています。
 日本ではあまりなじみのない料理ですが カーペンターズジャンバラヤを ふとしたことから思い出して作ってみました、サフランは高級すぎますのでニンジンでごまかしています。
         タバスコが妙に食欲を誘う不思議な調理です
                 炒飯でもなく   炊き込みご飯でもなく