無性にかぶりつきたい時が
骨付き肉
人が最初に家畜にした動物は たぶん羊じゃないかと言われていますが 「じゃ 犬は?」と聞かれると あれは特殊なケースで 犬の方が人に近づいてきたのだそうで、 近くにいれば食い物には困らない 外敵 からは守ってくれるで 彼らにしてみれば 人間を飼っているのかも知れません。
実はロシアで 毛皮が目的でキツネを家畜化したことがあるんだそうですが あの孤独なハンターも 人と暮らすと すっかり犬化するんだそうで 楽して暮らしたいのはみんな同じ、 ですが 楽して堕落したがるのは どうも人間の特権のようです。
リブの醤油煮
スペアリブの塊を 醤油鶏(レシピ集 「手抜き料理のコツ」参照)の要領で 柔らかく仕上げます
スペアリブの塊を見かけたら 自然に手が出ちゃいました、 こいつはバーベキュ-でじっくり焼くのが美味しいのですが ちょっと準備と道具立てが大げさになります、 じっくり蒸し上げて味をからめる中華料理のテクニックは 豚肉料理に良く合います、今回は味つけも醤油鶏風にあっさり仕上げましたが バーベキュ-ソースや 焼き肉のタレを使ってなじみの味付けでも ヨダレは止まりませんよ。
犬は快適さに埋没して 人を飼っているつもりが いつの間にか飼い慣らされてしまった様なんですが 人も同じ事、 特に 環境への過剰適合・組織的かばい合い・成功体験への埋没は 死に至る病です。
昭和初期に 明治からの動乱期を乗り切った切った賢者達が失われ 混乱の時代に突入したのと同様 戦後を支えた世代が交代する今 この病は静かに・深く 蔓延しています、 過去の2回は目指すべき目標が有りましたが 今 眼前に有るのはモデルのない時代、偏差値で乗り切れないことはすでに明らかですが 処方箋は見あたりません。
お金は紙幣をジャブジャブ印刷するサイクルに突入していますし 食料は中国が輸入大国になりつつあるので枯渇するのが目に見えています 買えるときに買って 食えるときに食っておきましょう