蓼食う虫-84

いたずら盛りの夏休み

懐かしい味

 「男女平等とは言うけれど 男と女は違う生物だから 区別はしても良いんじゃないの?」 なんて 男どもは言いますが、なんと 最近の科学は 脳そのもののできが違うんだと言います。
  脳梁の大きさと性ホルモンの影響が大きいのだそうですが 女性の方が記憶力が高く、社会的成長も 6年ぐらい早いそうで、脳梁の太さは視覚や言語・感情を連結させやすいのだそうです、それに対して男の特徴は直線的で いわゆるいつまでたってもいたずらっ子が特徴だと言うことですから  ”中嶋みゆき”じゃないけれど 男の子は何時までも紙飛行機を持ち続けているんです。
 
 
ワビの水貝 
 夏休みは 海で魚を突いて焚き火で炙ったり 採ったばかりのアワビを丸ごとかじったりしましたが  お刺身で出てくるアワビの薄切りがあまりにも美味しくないので 我が家ではぶつ切りにしていましたが ちゃんと調理に名称が有りました。
   アワビの一番美味しい食べ方だと思います。
 
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蜂の子
 これも夏のごちそうです、蜂の巣の中から幼虫とさなぎを取り出して食べますが 一番美味しいのは蜂の姿をした まだクリーム色のさなぎで これはミルクの味です。
 普通 爪楊枝で取り出してそのままおやつにしていましたが 醤油と砂糖でさっと炒めると もう ヨダレもの。
 蜂の他に カミキリムシの幼虫を焚き火で焼くとホクホクして美味しいのですが めったにお目にかかりませんでした、また カブトムシの幼虫も美味しいのらしいですが 未だ出会えません。
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松葉サイダー
 消毒した一升瓶で作ります
  砂糖200gをお湯で溶き 冷まします
  松の葉170gを 袴を取って使用
 
 夏の暑い日に 2日ほど日光に当てると酵素の働きでほのかに松の風味の効いた炭酸ジュースになります。
 昔は 農家の庭先で見かけたものですが 最近作り方が判ったので 懐かしんでみました、松の葉に小さい泡が付いているのが見えると良いのですが。
 今回は日射しが弱かったので3日かかりましたが 出来上がった後冷暗所に保存すると長く楽しめるそうです。
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 紙飛行機と言えば 学校の二階からクラス全員で飛ばして距離を競っていたら ノートを無駄にするんじゃないと上級生から絞められたり、 天井裏に梟が巣を作っているのを知り 雛を捕まえに上がったものの 授業に間に合わず 英語の時間に黒板の真上の天井を踏み外して足が突き出たり 田舎の学校は楽しかったですね。
 男の話は 1+1=2 のような堅実な足し算ですが 女性が話すと ”ふ~ん” とか ”でもね~” のあげく 必ず掛け算や割り算の答えが出てくるのは脳梁の違いだったんですね、「これじゃ 何を言っても勝てんわ」と
居直ったものの、 男にとって唯一の取り柄り柄だった 力仕事のエンジン役は 今や ガソリンに取って変わられ   ガラスの靴を送る甲斐性も無い者の居場所は
          まさか パソコンの前でブログを書いているんじゃ?