蓼食う虫-56

 
業務用スーパーの活用 (その1)
 
蓮の水煮
 
 家庭で料理をするのに一番のネックは 素材を少量づつ 多種にわたって揃えることが難しいことです
最近の割烹では 手間のかかる素材の飾り切りなどを専門の販売店から購入して使っていますし そこらのレストランやファミリー向けのお店では 業務用スーパーで仕入れたものを ちょっと手を加えて出している様な有様ですから このノウハウを活用しない手はありません。
 なんと言っても ちょっと工夫すれば楽しそうな素材がいっぱいな上に 安いので 見て回るだけで 想像力がかきたてられて ワクワクしてきます。
 
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 そこらの材料で          圧力鍋を使い        メインに
 
 
 ・ 必需品のレンコンとねじりコンニャクを業務用スーパーで手に入れます (これ
  を普通のお店で手に入れると大変高価な料理になります) 
  後は チクワと角天の安いのを必ず用意しますが  他の材料は適当で良いでし
  ょう
 
 ・ 普通に筑前煮を作りますが たぶん 一度に鍋いっぱい作るることになります
  具材の半分程度の水に 昆布だし、チキンコンソメ、醤油、砂糖、みりん、油を
  加えて煮込みます
   練り物は水分を吸収するので 鍋の下の方に入れます
   圧力鍋の場合 ニンジンが煮崩れするので ニンジンは後から入れて火の通り加
  減を調節します
   コンニャクは仕上がり直前に追加すれば良いでしょう
 
 
 チキンを使う場合は 皮の多い部分を骨ごと使用すれば こくが出る上に ゼラチンで 煮汁が良く絡み グッと美味しい物が出来ますよ。
 最近の学校給食では「食育」なんぞと無理矢理こじつけて 大鍋で作った総菜を お玉でポンポン盛りつけただけの不味い食事を出していますが あんな物を子供の食わせるくらいなら 業務用弁当の方がよほどまし、子供の増減に素早く対応できる上に 業者同士の競争が良いメニューを開発するでしょうし 何より半額以下の料金だから 今の補助金なら全員に無料で提供出来ますから。
 お勉強が出来るだけの教員や官僚が考えたことでしょうが 「共稼ぎの時代の 家庭に優しい 子育て支援のための給食を提供します。」 とでも言った方が素直なんじゃ無いでしょうかね
  ・・・・・・・・と すると 厚生労働省との縄張りを調整する必要が 
                            ・・・・まったく