冬至の行事は盛りだくさん
カボチャと柚子湯
神戸から郷里の近くにJターンした年の12月 幼稚園の娘が 「急いでお手紙を書かなくちゃ・・」なんて言い始めたことがあります、何でも此処に引っ越したのをサンタさんは知らないから 教えてあげなくちゃいけないんだそうですが、 懐かしい思い出のひとつです。
私は 田舎の生まれでしたから あるのは心豊かな24節季、 我が家にサンタが来るなんて事は知らず せいぜい 冬至に柚子湯に入るか なぜかおきまりのカボチャの煮物でした。
夏に収穫したカボチャは濡れ縁に転がしておき 少しずつ無くなりながら 冬が来たものです。
カボチャのポタージュ、サラダ、プリン、煮付け
今回は 私が良くリクエストしていた料理ですから レシピはありません 何より結構手間がかかります
美味しさの秘訣は 美味しいカボチャを手に入れる事で 道の駅の地場産品コーナーを回っては おばさん達に話を聞いて回るのが行事になっていた頃がありました。
最近ではフランス料理に取り入れられ 応用範囲がひろくなってるそうですが、きっかけは日本で改良されたカボチャが出回るようになってからだそうなんですです、 そういえば 小さい頃にはモサモサと喉につかえるか 柔らかすぎるかで あまり好きな料理ではありませんでしたね、料理も農家風の煮付けに決まっていましたし。
欧米人は意外とキリスト教史を知らない事に驚かされますが それでも クリスマスは北欧の冬至の祭りで 厳しい冬が終わり 春が来る兆しを喜んだ名残りであることは良く知られていますし サンタクロースもコカコーラのコマーシャルの服装ですから キリストとは何の関係も無い行事です。
くだんの お嬢さんは小学校3年になったとき 「あれはコカコーラの・・・・・」なんて教えられましたが
「でも 楽しみだから 一年に一度くらいは
好きなプレゼントをもらう日にしようね」 なんて
あげくに 「 ん~っと 我が家は貧乏だから
ちょっと相談しようか?」 ですと。