蓼食う虫-52

 
運を天任せの野菜栽培
 
捕らぬ狸の皮算用
 
 昔の仕事は土木関係だったものですから 新しい職場に赴任するたび 最初ににする事は 事務所の付近や植樹帯にトウモロコシ・大豆・ひまわりを植えること、 何せ大きな敷地の場合植木や芝は専門の職人さんが定期的に管理するので ちょっと話しておきさえすれば 肥料から雑草の管理まで計画的に管理され 後は飲み会に会わせて収穫するだけの手間いらず、話題作りを兼ねて重宝したものです。
 とうとう最後には 中央分離帯でサツマイモを収穫する迄なりましたが あれは景観にマッチしてとても良かった記憶があります、 当時はまだ敷地内に焼却炉があった頃ですから 廃棄する資料の有効利用でじっくり焼いた焼き芋のなんと好評だったこと。
 
 
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今年の「捕らぬ狸」             My private farm
 
  
今年の狸
 
  ・  アブラナカラシナ、西洋アブラナ、アスパラ菜、葉大根、春菊、   ロ
    ロケット(ルッコラ)、大葉ニラ、香菜
 
 
 10月になると そろそろ秋まきの種が出回りますから 半年計画で種蒔きをしましょう、かといって 十分な畑があればいいのですが 我が家のような畳一枚程度の畑や ベランダ栽培をしている方ではハーブを育てるのがせいぜいのことでしょう。
  こんな時に役に立つのが散歩途中の河川敷や 付近の公園です、 秋に最後の草刈りをおこなった後は翌年の6月頃までそのまま しかも害虫の少ない時期です 半年間は借り切りの個人農園に早変わり、花のきれいな野菜や 緑の美しい 景観になじむようなものを選んで あちこちに種を蒔きに行きましょう。
 特にオススメは菜の花系です 葉も茎も花も全部食べられる上に 公園を真ッ黄ッ黄に染め上げるなんて。
           考えただけでも美味しそうではありません ??