蓼食う虫-48

 
夏ばて予防にも是非
 
効果覿面の肝
 
 私事ですが小学校までは3日に一度病院に通って注射を打ち、中学校では3年間体育の授業は見学を命じられたほどの軟弱児童だったものですから 増血剤を服用していましたが、 鉄分の吸収を妨げるとかで 茶を飲むことを禁じられ 健康に良いとかで ほうれん草を大量に食べさせられました。
 当時のことですから 醤油をかけただけ、 あの頃のほうれん草はまずがったー、 特に根っこあたりの味が厭だったこと、 でも  最近では野菜なんかより 肉や刺身などの一度吸収された鉄分の方が体に取り入れやすいと言われており ほうれん草の嫌いな子には救いですし 増血剤もお茶の制限は無くなっているそうですから 飲み物に気を遣ったり 鉄の鍋を使わなければならないなんてプレッシャーを受ける事もなくなり お母さんには優しい時代になりました。
 最近夏ばて予防に 水分と酸素を送るために血液を増やすことが大事とかで 元々血なんだから牛乳を飲みなさいなんて言われていますが 確かに完全栄養食品ではありますが 牛乳とシリアルはアメリカ的肥満の原因の一つでもあることをお忘れ無く。
 
 
イメージ 1
 
 
   
 ・ 心臓は半分に切って 血を洗い流します、 肝は食べ易い大きさにカットします
 
 ・ ヒタヒタのウスターソースでしっかり火を通して煮るだけ
 
 鶏のウスターソース煮はかつて地元ではやった料理だと聞いていますが 娘の貧血対策にせっせと作っていました、 鶏肝は 40円/100g程度と安い上に 料理は簡単、 お弁当に入れても臭みは無く 貧血には効果抜群 思い出のこもる一品です。
 もちろん お酒にはばっちりの相性です。